新たな門出を祝い考えること

2018-11-10

平成30年11月7日(水)
日本財団職親プロジェクト ハーバーアカデミー 第二十期生の修了式が執り行われました。

同じ時期に入塾した2名のうち,後に入った塾生でしたが4ヶ月の教育支援を受ける中で悩み,考え,自分自身で導き出した答えでした。
「満期後の生活を整えるためにも仕事に集中したい」という塾生の想いを大切にするため,少し早い修了となりましたが,そんとく塾に通ってくる塾生の成長した姿を見る事は,この事業を続ける大きな力になる事を感じました。

仕事を続けていく中で,壁にぶつかり思い悩む事もあるかもしれません。困難な状況が続いた時,人間はラクな方に流されやすいものです。「更生したい気持ち」が弱って流されそうになった時に思い出してもらえる「そんとく塾」になれるよう,私達も,また,塾生と同じように学び成長し続けなければならないと感じました。

現在も教育支援を継続している塾生は,毎日の業務にひたむきに取り組んでいます。登塾の日も職場が近い事もあり,昼休みには業務の手伝いに出かけて行きます。塾生のひたむきな姿勢に自分自身の業務に臨む姿勢を見直す機会を頂いています。

どちらも他企業様からお預かりしている塾生です。
企業様の想い,塾生本人の想い,そんとく塾の想い,三者の想いを大切にしながら,塾生のよりよい社会復帰の道を見つけるため気持ちを新たにした一日でした。

  

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